Ryzen7 2700xで高コスパ低消費電力Windows静音自作PCのおすすめ構成(R6S、ブログ対応)

  • 2020-03-07
  • 2020-07-17
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WindowsPCをそろそろ買い換えたいのだけど、あまりコストはかけたくないという方、または計算の多い仕事や高負荷のゲーム(たとえばRainbow Six Siegeなど)用のPCが必要で、パーツ変更や自作などを考えている方、PCの能力を引き上げたい方などを対象として、高コスパ低消費電力Windows静音自作PCのおすすめ構成を提案します。

結論

結論を言ってしまうと、CPUとしてAMD製Ryzen 2700xを使う選択を軸にするのがおすすめです。理由はコストパフォーマンスの追求と、消費電力をおさえることにつながるからです。グラフィックカードも同じ考え方で Geforce GTX1660ti が選択肢としておすすめです。

もし現在のPC能力に疑問を感じていて、問題点をクリアにしたい方には、性能面でどのパーツが足を引っ張っているのかの見極める方法についても少し触れたいと思います。

想定される用途

  1. 仕事用PCの改善
  2. PCゲームR6S(Rainbow six siege)を消費電力を抑えたミドルスペックで動かす
  3. 自宅PCの買い替えを検討している場合

おすすめのPC構成

各PCパーツのおすすめ構成は次の通りです。

  • CPU: AMD Ryzen2700x
  • M/B: B450
  • GPU: Geforce GTX1660ti
  • HDD: SSD
  • OS: Windows10 professional

ボトルネックになっているパーツの調査のしかたは?

たとえば古いPCからの買い替えを検討していて、PCの動作をより快適にするために、計算処理に対してCPUとGPUどちらがまたは両方が足を引っ張っているかを見極める必要がります。特定のソフトウェアを対象として調べたい場合は、MSIのAfterburnerという無料のベンチマークソフトで、ソフトウェア動作時のCPU使用率とGPU使用率をリアルタイムで表示することで問題が明確にわかることがあります。

CPU選択の理由 (メリットとデメリット)

Ryzen2700x を選択するメリットについて、CPUに関しては並列処理が必要なソフトウェアの場合は、マルチスレッドの数を増やすことで処理を速めることができます。今回の選択した AMD Ryzen2700x は少し型が古いのですがスレッド数が多いため性能の向上が見込めます (8コア16スレッド )。

さらに消費電力も抑えられているため (TDPは105W)、電気代が抑えられます。各パーツが低消費電力で電源のエネルギー変換効率が高い場合は、別のメリットとして低雑音となり、うるささを抑えることも可能になるので、一石二鳥となります。

Ryzen2700x を選ぶデメリットとしては、現状ではAMDよりもIntel製CPUの方が圧倒的にユーザーが多いため、AMD製CPUは、テストや実績の面でやや劣ると思われるところです。

しかし、AMDもかなりIntelと互角以上の戦いをしており、費用対効果としてのマルチスレッド性能面では一歩進んでるように見えます。BTOショップなどでAMD製CPUが選択できない場合は、購入者はIntelのブランドに対して安心面として必要に、または少し余計めに、お金を支払っているとも考えられます。

具体的なパーツの組み合わせ例

  • PCケース: MSI MAG VAMPIRIC 010 ミドルタワー CS7477
    (ATX、microATX、Mini-ITXマザーボードに対応)
  • PSU(電源): 玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS GOLD認証
      750W フルプラグインATX KRPW-GK750W/90+
     (750Wの半分での運用が最も高効率で無駄がない)
  • M/B: MSI B450 GAMING PLUS MAX ATX (MB4821)
    (Ryzen3000もBIOSアップデートで対応できるようです。BIOSアップデートはUSBメモリと電源で実行可能なようです)
  • CPU: AMD CPU Ryzen 7 2700X with Wraith Prism cooler 
     (YD270XBGAFBOX)
  • GPU: MSI GeForce GTX 1660 Ti GAMING X 6G VD6892
     (ファンが2つあった方が冷却能力がおそらく高い)
  • HDD: Crucial SSD M.2 500GB Type2280 PCIe3.0x4 NVMe
      CT500P1SSD8JP
      (マザーボードへの固定ねじがついてなかったので注意が必要
      動画編集をする場合は1TBや2TBの大容量がおすすめ)
  • Mem: Ballistix Sport LT PC4-24000(DDR4-3000) 8GB×2
      288pin W4U3000BMS-8G
  • HDD固定用ねじ: MSIマザーボードM.2ソケット用ネジセット
      SST-CA03(必要に応じて)

組み合わせ例の場合ですと、ドライバー1本でほぼ簡単に組み立てられますが、組立ての順番を間違うと後戻りの作業が発生してしまう場合があります。

個人的に気になったところでは、グラフィックカードの出力端子の部分に相当するマザーボードの金属パネルの取り外しに少し力が必要でした。できればマザーボードの取り付け前に作業しておくと良いかもしれません。

まとめ

Ryzen2700xで作るコスパと低消費電力を考慮したWindows自作PCのおすすめ構成について紹介させていただきました。

旧PCからの買い替えを検討する場合、 ソフトウェアの動作に関しては、ある程度はOS標準のタスクマネージャーで切り分けができます。

しかし、より細かく詳細を知りたい場合は、 MSIのAfterburnerといるベンチマークソフトを利用することでオーバーレイ表示により、問題が切り分けられて、後のパーツ選択がとても簡単になる場合があります。

特にR6Sに関してはCPUに対して並列処理を要求するため、マルチスレッド対応のCPUが必須であり、コストや消費電力を抑えつつ並列処理に対応したRyzen2700x が有力な選択肢となります。

もちろん上位の番号で末尾がxのバージョンが最新のため性能は高いのですが、 費用対効果の面で多少デメリットもあります。

今回の具体的なパーツの組み合わせ例については、なるべくMSI製品で揃えることで 自作時に起こるパーツの相性やサイズによる干渉の問題を最小限しました。

追記(細かい内容について)

気になるところとしては、組立て時はバックパネルと、近くの端子が取り付けが作業によって、少しずれることがあるため、あとから若干調整が必要となりました。

装飾のLEDについてCPUクーラーとGPUの発色は問題なかったのですが、 ケースのLEDがマザーボード付属ケーブルと規格があってない可能性があり、 今後の改善が必要でした。

動作には影響ないので今後の検討課題にします。

また低消費電力を追求するメリットとして、無駄な電気代がかからないという点と、もう一つは余計な熱や音が発生しないため、結果としてすべてのファンの回転数が下がって静かになり、静音PCの実現につながるところです。

オーバークロックなどを行うとファンの回転数が上がる場合があるので、トレードオフを考えて設定することが求められます。

今回選んだマザーボードはM.2ポートが1つしかないのがデメリットかもしれません。最初に1TB以上のHDDを追加した方が良いかもしれません。

Ryzen7 2700xが手に入らない場合は、BIOSアップデートで対応できるようですので、後継のRyzen3700xも選択肢になりますが、性能とコスパの相談になるかもしれません。

起動時の問題:ブートモードの変更(レガシーとUEFI)

起動時にビデオ出力がオフラインになったり、HDMIの音が鳴らなかったりと、PC起動時、問題が発生することがあり、毎回Windows10を立ち上げてから再起動すると直っていました。時にはブートデバイスが見つからないといった現象などもあり、ブートで問題が発生していることがありました。

原因は不明ですが、BIOSやWindows10のアップデートもしくは、サウンドに関係するハードウェア追加時のドライバーインストールが問題だった可能性もありますが、まだ完全にはわかっていません。

対処法ですが、デフォルトでMSIのマザーボードのBIOS設定で、ブートモードがレガシーを含んでいたのですが、UEFIのみに変更することで改善したように思われます。(完全に問題が解決したのかは不明ですので、もう少し様子を見る必要はあります)

温度変化などで、接触不良になる場合もあるので、メモリ位置の交換やスロットへの差しなおしも試す価値があります。

Windows10起動時の現在のBIOSモードの確認方法は、「ファイル名を指定して実行」から、msinfo32 を実行するとシステム情報のウィンドウが立ち上がり、システム要約のBIOSモードでUEFIかレガシーかを確認することができます。

Windows10インストールで、なにも指定してないはずなので、デフォルト設定はUEFIが選ばれると思われます。古いOSの場合は、MBRファイルを使っている場合もあるようなので、その場合はレガシーを選択する必要があるようです。

NVIDIAのGeforceドライバについて

「起動時にビデオ出力がオフラインになったり、HDMIの音が鳴らなかったりと、PC起動時、問題が発生することがあり、毎回Windows10を立ち上げてから再起動すると直っていました。」の問題解決方法の続きです。

ビデオ出力が安定しない場合で、Game Readyのドライバーを使っている場合は、別バージョンのドライバーに変更する対策で問題が解決することもあります。

今回のGeForce GTX 1660 Ti場合、NVIDIAドライバダウンロードサイトから、Game Ready版ではなく、安定版であるStudio版のドライバーをインストールしてみることで安定することもあります。

各商品の写真と価格を確認するためのリンク

PCケース

PC電源

マザーボード

CPU


上位互換の後継CPUも値段が変わらなくなってきたので、同じ価格帯であれば、3700xがおすすめです。入手のし易さ次第ですが、デフォルトTDPが65Wとなっているため、2700xの105Wよりも40Wも消費電力が低いため、さらなる静音につながります。(追記)

3700xをこの記事で紹介しているマザーボードに取り付ける場合は、マザーボードのBIOSアップデートを行う必要があります。BIOSアップデートは、マザーボードと電源とUSBメモリで行うことができます。(事前にBIOSアップデート用ファイルをUSBメモリにコピーしておく必要があります)(追記)


グラフィックカード

ハードディスク

予算にゆとりがあれば、なるべく大容量のHDDをおすすめします。今回のマザーボードの場合は、M.2スロットが1つしかないため、M.2で増設する場合は、PCIeの拡張カードを別途購入する必要がでてきます。PCIe拡張カード増設の記事リンクを記事の下に貼っておきます。

メモリ

自作している時間がない方向け(BTOパソコン)

自作する時間がない方や、ショップの動作保証付きPCを使用したい方には、パソコン工房などのBTOパソコンがおすすめです。

完全に好きなパーツを選べるわけではありませんが、定番のパーツで比較的安く高性能なPCを組み立ててもらうことができ、パーツの相性などの問題も起こりにくい利点があります。

個人的なおすすめとしては、少し場所は取りますが将来的な拡張性を考慮したミドルタワーのATXの電源を搭載したPCがおすすめです。

ATXの電源を使う理由は、マザーボードサイズが大きいため、今後大きなグラフィックカードが出てきてもある程度は、ミドルタワーケースで吸収できる点です。

もちろんそれ以上の拡張性が求められる場合は、見直す必要がでてきますが、通常の市販品のなかではあまり見かけないと思われます。

参考までに、リンク先からの進み方の例としては、左上の選択リストから「デスクトップパソコン」→「ケースサイズ」→「ミドルタワーケース(~40L)」と進むと今回の構成に近いPC構成が出てきます。

IntelCPUの選択が多くなる傾向があり、パーツは最新となるため、少しコスパは下がるかもしれませんが、リーズナブルな値段のPCを組み立ててもらうことができます。

パソコン工房

R6SをYoutubeにアップロードした記事へのリンクです。こちらは144Hzですが、Youtubeが60Hzですので、動画から144Hzを体感することはできません。


R6SをYoutubeにアップロードした記事へのリンクです。こちらは60Hzです。ベンチマークのFPS値は正しくないようです。

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